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「ドグラ・マグラ」って読むと精神に異常をきたすの?

ドグラ・マグラ(上) 角川文庫  ドグラ・マグラ(下) 角川文庫

角川文庫

「ドグラ・マグラ」夢野久作著

「ドグラ・マグラ」を何十年ぶりに再読しました

日本三大奇書の一つだそうです

胎児よ
胎児よ
何故躍る
母親の心がわかって
おそろしいのか

読むと精神に異常を来す?

「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」とまで言われた本書は
カテゴリー的にはホラーでもなくファンタジーでもなく以下の引用のように推理小説なのでしょうが・・・

昭和十年一月、書き下ろし自費出版。狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に著者の思想、知識を集大成し、”日本一幻魔怪奇の本格探偵小説”とうたわれた、歴史的一大奇書。(角川文庫)
たしかにしっかりと読み込んでゆくと
どこまでが本気でどこまでがヨタかもわからくなってきます

全体が精神医学の偉い先生の学説の説明のような内容ですが
ふざけているのではないかと疑うような話なんですが
妙に説得力があります
せっかく読むんだし時代は大正だしと読者のほうもかなりガードを緩めます
そこにその妙な説得力が容赦なく入り込んでくる感じです

楽しめますよ

こんな内容だったかな?

二十年以上前に読んだんです
もう一回読もうとうちの中を探しました
角川文庫で(上)(下)の二冊できれいに保存してあるはずなんだけど

この手の奇書って不思議と消えますね
なんでかな
ほかの本もまた読もうかなと思って探すとないんです

そこで中古の文庫を買ってきて読み始めました

所々覚えている場面があるから過去に読んだのは間違えないです
かなり個性的な本なのでそんなに内容を忘れるはずもない

なのに
全く違う小説を読むような感じを受けるんです
奇書たる所以でしょうか

あまりに論理的な現代よりも

本書の名前もなんだかわからない名前ですが

小説の中身も奇怪であり
どこかで道を見失いまた別の小道から道に戻るような
つかみどころのないような不思議な感じの小説です

最近の日本はおしなべて素晴らしく論理的です
(一部のエライさんたちはなんだかわかりませんが)
ホラーやファンタジーにしてもロジカルで
骨格がしっかりしています

でもそれがすべてでしょうか?
この記事を読まれているあなただって
一日の仕事を終えてこのページを開くまでを
克明に把握していらっしゃいますか?

このブログ自体が何かの錯覚かもしれません

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